猫の認知症とは?初期症状・夜鳴き・トイレ失敗と受診の目安を獣医師が解説

「最近、夜中に大きな声で鳴くようになった」

「トイレではない場所でおしっこをする」

「家の中を目的もなく歩き回っているように見える」

高齢の猫にこうした変化が現れると、「もしかして認知症?」と心配になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

猫にも、加齢に伴って認知機能が低下する**認知機能不全症候群(Cognitive Dysfunction Syndrome:CDS)**があります。一般には「猫の認知症」と呼ばれることもあります。

ただし、ここで最初に知っておいてほしいことがあります。

夜鳴きやトイレの失敗があるからといって、すぐに「認知症」と決めつけてはいけません。

高齢猫では、甲状腺機能亢進症、高血圧、腎臓病、関節の痛み、視力や聴力の低下などでも、認知症に似た行動変化が起こります。

この記事では、猫の認知症でみられる症状、他の病気との違い、動物病院を受診する目安、そして認知機能が低下した猫のQOL(生活の質)を守るために家庭でできることを、獣医学文献をもとに獣医師が解説します。


目次

猫にも「認知症」はある

猫で一般に「認知症」と呼ばれている状態は、獣医学では**認知機能不全症候群(CDS)**と呼ばれます。

加齢に伴って脳の機能が変化し、記憶、学習、空間認識、睡眠、社会的行動などに変化が現れる状態です。

高齢猫の脳では、βアミロイドの蓄積やリン酸化したタウタンパク質など、人のアルツハイマー病にもみられる変化が確認されています。

ただし、猫の認知機能不全症候群と人のアルツハイマー病は同じ病気という意味ではありません。

共通する神経病理学的な特徴があることから、猫の脳老化や認知機能低下について現在も研究が続けられています。


猫の認知症は何歳から始まる?

「猫は何歳になったら認知症になるのでしょうか?」

これは飼い主さんにとって気になるところだと思います。

現時点では、「○歳から認知症になる」と明確に線を引くことはできません。

一方、研究では10歳前後から認知機能の低下と関連する行動変化がみられることがあり、年齢が高くなるにつれて増えることが報告されています。

過去の研究では、11~14歳の猫のおよそ3分の1、15歳以上では半数を超える猫に、認知機能低下と関連する可能性のある行動変化が確認されたという報告もあります。

ただし、この数字を、

「15歳以上の猫の半分は認知症になる」

と解釈するのは適切ではありません。

これらは主に行動変化を調査した研究であり、すべての猫が認知機能不全症候群と確定診断されたという意味ではないためです。

大切なのは年齢そのものより、

「以前のその猫と比べて行動がどう変わってきたか」

を見ることです。


猫の認知症でみられる7つの変化

猫の認知機能不全症候群では、さまざまな行動変化が起こります。

獣医学文献では代表的な変化をVISHDAALという頭文字で整理することがあります。

飼い主さんが気づきやすい形にすると、次の7項目です。

1.夜鳴き・大きな声で鳴く

高齢猫の認知機能低下で、比較的よくみられる変化の一つが発声の変化です。

特に、

  • 夜中に突然大きな声で鳴く
  • 誰もいない方向を向いて鳴く
  • 飼い主を探すように鳴く
  • 以前より頻繁に鳴く

といった変化がみられることがあります。

認知機能不全症候群の猫を対象にした研究では、不適切な発声がもっとも多く報告された症状の一つです。

ただし、夜鳴きは認知症だけで起こるわけではありません。

甲状腺機能亢進症、高血圧、痛み、聴力の低下、不安などでも鳴き方が変わることがあります。


2.飼い主や同居動物との関わり方が変わる

以前は甘えなかった猫が急に飼い主について回るようになったり、反対に、これまで一緒に寝ていた猫が人との交流を避けるようになったりすることがあります。

  • 甘え方が変わった
  • 飼い主について回る
  • 呼んでも反応しにくい
  • 同居猫との関係が変わった
  • 怒りっぽくなった

などです。

ただし、こうした変化も認知症とは限りません。

聴力低下、視力低下、痛み、体調不良などによって、人や他の猫との関わり方が変化することがあります。


3.昼夜逆転・夜中に起きる

昼間に長時間眠り、夜になると家の中を歩き回るなど、睡眠と覚醒のリズムが変化することがあります。

「夜中になると起きて鳴く」

という場合には、

睡眠リズムの変化+見当識の低下+不安

など複数の要因が重なっている可能性があります。


4.トイレを失敗する・おねしょをする

「これまで一度も粗相をしなかったのに、最近トイレの外で排泄する」

という変化も、認知機能不全症候群でみられることがあります。

トイレの場所が分からなくなる、間に合わなくなる、排泄習慣そのものが変化する、といったことが考えられます。

しかし、高齢猫のトイレ失敗を「認知症だから」と片づけるのは危険です。

例えば、

  • 膀胱炎などの泌尿器疾患
  • 慢性腎臓病
  • 糖尿病
  • 便秘
  • 変形性関節症
  • 筋力低下
  • トイレの段差が高すぎる

などでもトイレの失敗は起こります。

特に関節に痛みがある猫では、

「トイレの場所が分からない」のではなく、

「分かっているけれど、トイレに入るのがつらい」

という可能性があります。

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5.家の中で迷う・隅で動けなくなる

認知機能低下によって、空間を把握する能力が変化することがあります。

例えば、

  • 部屋の隅に入り込んで出られない
  • ドアの開く側が分からない
  • 食事やトイレの場所で迷う
  • 壁や家具の前で立ち止まる
  • 目的が分からないような動きをする

といった変化です。

これは見当識の低下(Disorientation)と呼ばれます。

ただし、視力低下や神経疾患でも似た行動がみられるため、急に始まった場合は特に注意が必要です。


6.徘徊する・活動量が変わる

以前より家の中を行ったり来たりするようになったり、反対に活動量が大きく減ったりすることがあります。

認知症というと「動き回る」イメージがあるかもしれませんが、すべての猫が徘徊するわけではありません。

活動量の低下については、関節痛、筋力低下、心臓・腎臓などの疾患でも起こります。


7.不安が強くなる・記憶や学習能力が変化する

以前なら平気だった状況で不安そうになったり、慣れていたことがうまくできなくなったりすることがあります。

  • 飼い主から離れると不安そうにする
  • 突然怖がることが増える
  • 食事場所が分からなくなる
  • 今までできていた習慣が崩れる

などです。

ただし、「できなくなった=認知症」と考えるのではなく、身体的な原因がないかも併せて考える必要があります。


「認知症かな?」と思ったときに一番大切なこと

高齢猫の行動が変わったとき、私がもっとも大切だと思うのは、

「年だから」「認知症だから」と最初から決めつけないこと

です。

認知機能不全症候群は、似た症状を起こす他の病気を確認したうえで考える必要があります。

夜鳴きなら認知症以外にも原因があります

高齢猫の夜鳴きでは、例えば次のような問題が考えられます。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 高血圧
  • 慢性腎臓病
  • 痛み
  • 視力低下
  • 聴力低下
  • 不安
  • 神経疾患

特に甲状腺機能亢進症では、落ち着きがなくなったり、よく鳴くようになったりすることがあります。


トイレ失敗なら泌尿器・腎臓・関節も確認

高齢になって粗相が増えた場合も同じです。

多飲多尿になる病気では尿量そのものが増えますし、膀胱炎などではトイレに間に合わなくなることがあります。

さらに、関節炎の猫では高い縁をまたぐことが負担になる場合があります。

「認知症だから仕方ない」

と考えてしまうと、治療や環境改善で楽にできる原因を見逃す可能性があります。


動物病院では猫の認知症をどう診断する?

猫の認知機能不全症候群には、

「この検査が陽性なら認知症」と確定できる一般的な単独検査があるわけではありません。

そのため、飼い主さんから行動の変化を聞き取りながら、同じような症状を起こす病気がないかを確認していきます。

猫の状態によって異なりますが、例えば、

  • 問診
  • 身体検査
  • 神経学的な評価
  • 整形外科的な評価
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 甲状腺ホルモン検査
  • 視覚・聴覚の確認

などが検討されます。

必要に応じて、より詳しい神経学的検査や画像検査が必要になる場合もあります。

だからこそ、受診するときには、

「最近、なんとなく変なんです」だけではなく、具体的な変化を伝えること

が非常に重要です。


スマートフォンで行動を動画に残しておこう

動物病院では、自宅で起きている行動が再現されないことがあります。

例えば、

  • 夜鳴きしている様子
  • 部屋を徘徊している様子
  • トイレで困っている様子
  • 壁の前で止まっている様子
  • 歩き方がおかしい場面

などがあれば、可能な範囲で動画に残しておくと診察時の参考になります。

また、

「何時ごろ起きるのか」

「毎日なのか週に1回なのか」

「食欲や飲水量にも変化があるか」

なども記録しておくと役立ちます。

活動量や睡眠などを継続的に記録できるデバイスを利用している場合は、その記録も行動変化を振り返る材料になります。

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猫の認知症は治る?

現在のところ、猫の認知機能不全症候群そのものを完全に元の状態へ戻すことができる確立した治療法はありません。

しかし、

「治らない」=「何もできない」ではありません。

認知機能低下があっても、その猫が暮らしやすい環境を整えたり、不安や痛みなどの問題に対応したりすることで、QOLを守れる可能性があります。

また、「認知症だと思っていた症状」の一部が別の治療可能な病気によるものであれば、その病気を治療することで行動が改善することもあります。


認知症の猫のQOLを守る7つの工夫

認知機能が低下した猫では、

「頑張って以前と同じ生活をさせる」のではなく、「今の能力で困らず暮らせる環境にする」

ことが大切です。

1.食事・水・トイレ・寝床を利用しやすくする

生活に必要なものへ簡単にアクセスできるようにしましょう。

高齢になると移動そのものが負担になります。

猫が普段過ごす場所から、

  • 食事
  • トイレ
  • 寝床

までの距離が長すぎないか確認してください。

家が広い場合や複数階の場合には、水やトイレを複数設置する方法もあります。


2.トイレは入りやすいものを選ぶ

高齢猫では認知機能だけでなく、筋力や関節の状態も変化します。

入口の高いトイレが使いにくそうなら、入口の低いトイレを検討します。

滑りやすい床にはマットを敷くなど、トイレまで安全に移動できることも重要です。

【獣医師が選ぶ】老猫におすすめの低いトイレ5選|シニア猫の段差対策と選び方


3.家具の配置を頻繁に変えない

認知機能や視力が低下した猫にとって、慣れた環境は大切な手がかりです。

大規模な模様替えをすると混乱することがあります。

食事場所やトイレなど、生活の中心となるものはできるだけ分かりやすく、一貫した位置にしてあげましょう。


4.夜間も安全に移動できるようにする

夜間に動き回る猫では、

  • 階段から落ちる
  • 家具にぶつかる
  • 狭い場所に入り込む

といった事故にも注意が必要です。

必要に応じて危険な場所へのアクセスを制限したり、暗い場所に補助的な照明を用意したりする方法があります。

ただし、突然生活環境を大きく変えるのではなく、猫の反応を見ながら調整してください。


5.滑りや段差を減らす

高齢猫では認知機能不全症候群と関節疾患が同時に存在することも珍しくありません。

  • 滑りやすい床にマットを敷く
  • 高い場所にはステップを置く
  • よく使う場所への移動距離を短くする

など、その猫の身体能力に合わせて環境を調整しましょう。


6.無理のない遊びやコミュニケーションを続ける

高齢になったからといって、刺激をすべてなくす必要はありません。

猫が嫌がらない範囲で、

  • 優しく声をかける
  • 撫でる
  • 短時間遊ぶ
  • 食べ物を使った簡単な探索行動を取り入れる

など、その猫が楽しめる活動を続けます。

ただし、若い頃と同じ運動量を求める必要はありません。

「刺激を与えること」より、「その猫が心地よく参加できること」を優先してください。


7.毎日の変化を記録する

高齢猫では、短期間の印象だけでは変化に気づきにくいことがあります。

簡単で構わないので、

  • 食欲
  • 飲水量
  • 排尿・排便
  • 睡眠
  • 夜鳴き
  • 活動量
  • 体重

などを記録しておくと、数週間~数か月単位で変化を把握しやすくなります。

これは認知機能だけでなく、高齢猫全体の健康管理にも役立ちます。


薬やサプリメントは効く?

猫の認知機能不全症候群に対しては、食事、栄養成分、サプリメント、薬物療法などについて研究や報告があります。

一方で、猫では治療法に関する科学的根拠がまだ十分に確立されているとはいえません。

特定のサプリメントや薬だけで「猫の認知症が治る」と考えるのは避けた方がよいでしょう。

また、高齢猫では慢性腎臓病をはじめとした複数の病気を抱えていたり、すでに薬を使用していたりすることもあります。

サプリメントを含め、何か新しいものを使用する場合は、現在の病気や食事、薬との兼ね合いも含めてかかりつけの獣医師に相談してください。


こんな症状なら「年齢のせい」と様子を見ず受診を

認知機能不全症候群は一般的に加齢とともに徐々に現れる変化です。

そのため、突然大きな行動変化が起きた場合には、別の病気を優先して考える必要があります。

特に、

  • 急に目が見えなくなったように見える
  • けいれんした
  • ぐるぐる同じ方向に回り続ける
  • 頭が傾いている
  • 急に立てなくなった・ふらつく
  • 強い痛みがありそう
  • まったく食べない
  • 尿が出ない
  • 意識や反応がおかしい
  • 短期間で急激に性格・行動が変化した

といった場合には、認知症だろうと自己判断せず、動物病院へ相談してください。

また、緊急性がなさそうに見えても、

「最近なんとなく行動が変わってきた」

という段階で一度相談しておくと、治療可能な病気を早期に見つけられる可能性があります。

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老衰と認知症は同じもの?

老衰と認知機能不全症候群は同じものではありません。

「老衰」は一般に、加齢に伴って身体全体の機能が徐々に低下していく状態を表す言葉として使われます。

一方、認知機能不全症候群は、主に脳の加齢性変化に伴う認知機能と行動の変化を指します。

高齢猫では、

  • 筋肉量が減る
  • 食欲が低下する
  • 睡眠時間が増える
  • 活動量が落ちる

といった身体的変化と、

  • 夜鳴き
  • 見当識の低下
  • 昼夜逆転
  • トイレ失敗

といった認知機能の変化が同時に存在することもあります。

「年だから仕方ない」で終わらせず、その変化の背景に治療できる病気が隠れていないか確認することが大切です。

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よくある質問

猫の認知症は何歳から始まりますか?

明確に「何歳から」と決めることはできませんが、研究では10歳前後から認知機能低下と関連する行動変化がみられる場合があり、年齢とともに増えることが報告されています。

ただし、若い猫より高齢猫で多いというだけで、年齢だけで診断することはできません。


猫が夜鳴きするのは認知症ですか?

夜鳴きは猫の認知機能不全症候群でみられる代表的な変化の一つですが、夜鳴きだけで認知症とは判断できません。

甲状腺機能亢進症、高血圧、痛み、視力・聴力低下、不安などでも鳴き方が変化します。

高齢になって新たに夜鳴きが始まった場合は、一度動物病院へ相談することをおすすめします。


高齢猫がおねしょするのは認知症ですか?

認知機能低下によってトイレを失敗する場合はありますが、腎臓病、糖尿病、泌尿器疾患、関節疾患などでも同じようなことが起こります。

特に多飲多尿や排尿時の痛み、頻尿などがある場合は、認知症だと思い込まず受診してください。


認知症になると飼い主を忘れてしまいますか?

猫の認知機能不全では、記憶や社会的な関わり方が変化する可能性があります。

しかし、猫が以前と違う反応をしたからといって、「飼い主を忘れた」と単純に判断することはできません。

視力や聴力の低下、痛み、不安、体調不良などでも反応は変化します。


猫の認知症は治りますか?

現在のところ、認知機能不全症候群そのものを完全に元へ戻す確立した治療法はありません。

ただし、環境を整えること、併存する病気や痛みに対応することなどによって、生活上の困りごとを減らし、QOLを守れる可能性があります。


認知症になった猫の余命はどのくらいですか?

認知機能不全症候群があるという情報だけから、余命を一律に予測することはできません。

高齢猫では腎臓病、甲状腺疾患、関節疾患、腫瘍など複数の問題を同時に抱えている場合もあり、生命予後はそれらの健康状態によって大きく異なります。

「認知症になったからもう長くない」と決めつける必要はありません。


まとめ|「認知症だから仕方ない」にしないことがQOLを守る第一歩

高齢猫に、

  • 夜鳴き
  • 昼夜逆転
  • トイレの失敗
  • 徘徊
  • 見当識の低下
  • 人との関わり方の変化
  • 不安や記憶・学習能力の変化

などが現れた場合、認知機能不全症候群が関係している可能性があります。

しかし、高齢猫には認知症とよく似た症状を起こす病気も少なくありません。

だからこそ、

「もう年だから」
「認知症だから仕方ない」

と最初から決めつけないことが大切です。

治療できる病気が見つかるかもしれません。

認知機能そのものの低下だったとしても、食事、水、トイレ、寝床へのアクセスを改善し、痛みや不安を減らすことで、その猫が暮らしやすい環境を作ることはできます。

高齢猫にとって重要なのは、若い頃と同じことができるかではありません。

今のその猫が、できるだけ不安や苦痛なく、自分らしく毎日を過ごせること。

老猫QOL研究所では、そのためにできることを考えていきます。


参考文献

  1. Sordo L, Gunn-Moore DA. Cognitive dysfunction in cats: update on neuropathological and behavioural changes plus clinical management. Veterinary Record. 2021.
  2. Landsberg GM, Denenberg S, Araujo JA. Cognitive dysfunction in cats: a syndrome we used to dismiss as ‘old age’. Journal of Feline Medicine and Surgery. 2010.
  3. MacQuiddy B, et al. Survey of risk factors and frequency of clinical signs observed with feline cognitive dysfunction syndrome. Journal of Feline Medicine and Surgery. 2022.
  4. Sordo L, et al. Potential Causes of Increased Vocalisation in Elderly Cats with Cognitive Dysfunction Syndrome as Assessed by Their Owners. Animals. 2020.
  5. 2021 AAFP Feline Senior Care Guidelines.

※本記事は一般的な獣医学情報を提供することを目的としたもので、個々の猫の診断・治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は、かかりつけの動物病院へご相談ください。

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この記事を書いた人

40代の獣医師です。現在は企業で品質コンプライアンス(法令遵守)の責任者を務める傍ら、自宅で17歳になる愛猫(雌)の現役介護に奮闘しています。

「獣医学的な正論」だけでは解決できない、シニア猫との暮らしのリアル。専門知識を日々の生活にどう落とし込むか、そして飼い主としてどう心を守るか。

コンプラ担当らしい「論理性・誠実さ」と、飼い主としての「温かさ」を大切に、愛猫との時間が少しでも穏やかになる情報を発信しています。

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