運営者情報「とく先生」について

はじめまして。「老猫QOL研究所」を運営している、とく先生です。

私は現在、17歳になる愛猫(女の子)と暮らしています。人間でいえば80代半ば。足腰が少し弱くなり、寝ている時間も増えましたが、毎日を機嫌よく過ごしてくれることが、飼い主である私にとって何よりの幸せです。

このブログでは、「獣医師」としての知見と、「品質管理・コンプライアンス」の現場で培った厳しい目、そして何より「シニア猫の飼い主」としてのリアルな試行錯誤をベースに、老猫の暮らしを豊かにする(QOLを上げる)ための情報を発信しています。


私のバックグラウンド

  • 獣医師として
    大学で獣医学を修め、国家資格を取得しました。臨床の現場ではなく、現在はビジネスの領域から動物たちのQOL向上に貢献する道を選んでいます。医学的なエビデンスに基づき、「何が猫にとって本当に安全か」を冷静に判断することを信条としています。
  • 品質コンプライアンスのプロとして
    企業の品質管理やコンプライアンス(法令遵守)担当として、製品のスペックや広告表現の妥当性を厳しくチェックする仕事に長年携わってきました。世の中に溢れるペット用品の広告から、根拠のない「誇大表現」を見抜き、本当に信頼できる製品だけを抽出する目利きには自信があります。
  • 17歳猫の飼い主として
    私自身、毎日愛猫の「食べない」「トイレの失敗」「夜鳴き」といったシニア期特有の悩みに向き合っています。教科書通りの正解だけでは解決できない、介護の現場の苦労や飼い主の心の揺れを、誰よりも理解しているつもりです。

なぜこのブログを始めたのか

シニア猫の介護は、正解のない問いの連続です。 「延命治療をどこまでやるべきか」「どの療法食なら食べてくれるのか」「このサプリは本当に効くのか」……。

ネット上には情報が溢れていますが、中にはエビデンスの乏しいものや、飼い主の不安を煽るだけのものも少なくありません。

「愛猫との最期までの時間を、後悔ではなく、穏やかな笑顔で満たしてほしい」

そんな想いから、獣医学的な根拠(サイエンス)と、日々の介護の工夫(リアル)を融合させた、**シニア猫ケアの「羅針盤」**となるようなメディアを目指しています。


発信内容のポリシー

  1. 徹底したエビデンス主義: 科学的根拠に基づいた情報を提供します。
  2. 飼い主目線の実機レビュー: 実際に17歳の愛猫が使用した製品の、嘘偽りない感想を共有します。
  3. QOL(生活の質)の最大化: 「長く生きること」と同じくらい、「機嫌よく生きること」を大切にします。